ニューストピックス

エコ先進国の窓ガラス再利用術!2020.09.18

地球にやさしいエコやリサイクルが叫ばれて久しいこのごろ
私たちの暮らしの中では、ゴミを分別する習慣が広く浸透しつつあります。

使用済みの瓶は、回収されたのちあたらしい瓶容器へ生まれ変わり、循環しています。
では同じガラスでも、窓に使われる「板ガラス」はどうかというと
残念ながらあまりリサイクルが進んでいないのが現状です。



環境問題への取り組みが日本よりも先行しているヨーロッパでは
リサイクルが一足先へと進んでいます。
ビールやワインの瓶などの需要が大量にあり、ガラス瓶としての再利用するマーケットが
整っていることが理由のひとつです。


環境先進国であるオランダではリサイクル団体によって
窓ガラスのリサイクルも推進しています。
製造業者の販売量に応じて活動資金を徴収し、不要となった板ガラスを回収していく取り組みです。

回収された板ガラスは、汚れを落として粉状にし、あたらしいガラス原料として
ふたたび市場を循環するという仕組みで、再利用率はまだそれほど高くはありませんが
特筆すべきは、行政に定められた制度に強制されておこなっているものではなく
メーカーが自主的におこなっているものだということです。



日本では「リサイクルするなら、ほぼすべてのガラスを」と考えられがちですが
オランダのように行政の施策ではなく、商業ベースでできるところから始めるというのは
過度な負担を強いることのない現実的な発想とも言えます。


環境問題で先行するオランダの成功例も、失敗例も
その取り組む姿勢や割り切りかたなどは、日本でも参考になるのではないでしょうか?


 

「株式会社 西村工務店」は、既製品を使わずオーダーメイドで、健康で安心・安全・快適なお客さまに喜ばれる、そんな家造りをご提案します。

「まほうびんの家」でパッシブZEH住宅としての条件を満たし、各自治体の補助金の条件に合わせた施工も可能です。

お問い合わせはこちらから

Contact 072-334-2780